天国の孝ちゃんへのメール 寝る前に新聞を・・・・
2014年07月08日(火) 02時46分
孝ちゃん。
昨日、睡眠のことをメールしましたよね。
あれをメールした後で
それに関連したような記事を見つけました。
例によって毎日新聞のコラム<女の気持ち>からです。
千葉県流山市の山本緑さん(78歳)の投稿でした。
父さんの子守唄
「寝る前に新聞を読むというので枕元に置いてあげるのに
父さんはすぐに寝てしまう」と母は笑い、
そしてそんな父をからかって新聞を<父さんの子守唄>と言った。
子どもの私たちもまねしてそう呼んでいた。
私も新聞が好きで、よく読むほうだったと思う。
ただ、生活に追われて働いていた時に子どもがケガで入院した。
風呂に入る時間があっても入らず、布団に倒れ込んでいた。
あの時に新聞を開く暇はなかった。
そんなことを思い出して
「あっ! もしや父さんは・・・・・・・」
と、今頃やっと気づいた。
長男だった父は、養父、実母、おじたち、妻、子供らと
10人の扶養家族を抱えて仕事を二つ持って働いていた。
帰宅した父は一日の仕事で疲れきっていて、
夕食後は風呂に入りながら寝ていたかもしれない。
それでも父は新聞を読もうと努めた。
母に頼んで枕元に置いてもらった。
世の中がどうなっているのか、
きっと一行でも読みたかったんだ。
55歳で心臓麻痺で逝った父を、人は働きすぎだったと話す。
家族を守るために新聞を読む余裕なく働いた。
「父さんの子守唄」と笑われても読もうと努めた。
派遣や低賃金労働、不十分な残業手当など
働く人たちの現実に目を向ける時、
読みたいものを読む時間と体力を
どこのお父さんも持っているように祈っている。
このお父さんには頭が下がります。
戦後すぐの頃だと思いますが
当時の父親は家族のために必死で頑張ってくれましたね。
僕の父親もそうでした。
家族のために働いて働いて、愚痴は一回も聞いたことがありませんでした。
今一度、僕たちも原点に立ち返る必要があるのかもしれませんね。
孝ちゃん。
昨日、睡眠のことをメールしましたよね。
あれをメールした後で
それに関連したような記事を見つけました。
例によって毎日新聞のコラム<女の気持ち>からです。
千葉県流山市の山本緑さん(78歳)の投稿でした。
父さんの子守唄
「寝る前に新聞を読むというので枕元に置いてあげるのに
父さんはすぐに寝てしまう」と母は笑い、
そしてそんな父をからかって新聞を<父さんの子守唄>と言った。
子どもの私たちもまねしてそう呼んでいた。
私も新聞が好きで、よく読むほうだったと思う。
ただ、生活に追われて働いていた時に子どもがケガで入院した。
風呂に入る時間があっても入らず、布団に倒れ込んでいた。
あの時に新聞を開く暇はなかった。
そんなことを思い出して
「あっ! もしや父さんは・・・・・・・」
と、今頃やっと気づいた。
長男だった父は、養父、実母、おじたち、妻、子供らと
10人の扶養家族を抱えて仕事を二つ持って働いていた。
帰宅した父は一日の仕事で疲れきっていて、
夕食後は風呂に入りながら寝ていたかもしれない。
それでも父は新聞を読もうと努めた。
母に頼んで枕元に置いてもらった。
世の中がどうなっているのか、
きっと一行でも読みたかったんだ。
55歳で心臓麻痺で逝った父を、人は働きすぎだったと話す。
家族を守るために新聞を読む余裕なく働いた。
「父さんの子守唄」と笑われても読もうと努めた。
派遣や低賃金労働、不十分な残業手当など
働く人たちの現実に目を向ける時、
読みたいものを読む時間と体力を
どこのお父さんも持っているように祈っている。
このお父さんには頭が下がります。
戦後すぐの頃だと思いますが
当時の父親は家族のために必死で頑張ってくれましたね。
僕の父親もそうでした。
家族のために働いて働いて、愚痴は一回も聞いたことがありませんでした。
今一度、僕たちも原点に立ち返る必要があるのかもしれませんね。
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父親
孝ちゃんのパパ様
おはよう御座います。
記事を読んでぐっときました。
最近になって父親を見直しているからです。
私の父親は50歳の若さで心筋梗塞で亡くなりましたが
やはり過労だったのだろうと思います。
大会社とはいえいつまでも管理職になれない父親を馬鹿に
していました。しかし自分が社会人として年を重ねるごとに
実は父親は偉かったのだと見直すようになってきています。
生きているうちに親孝行してあげられなかった自分を恥じて
おります。
愛新覚羅
おはよう御座います。
記事を読んでぐっときました。
最近になって父親を見直しているからです。
私の父親は50歳の若さで心筋梗塞で亡くなりましたが
やはり過労だったのだろうと思います。
大会社とはいえいつまでも管理職になれない父親を馬鹿に
していました。しかし自分が社会人として年を重ねるごとに
実は父親は偉かったのだと見直すようになってきています。
生きているうちに親孝行してあげられなかった自分を恥じて
おります。
愛新覚羅
こんにちは。
私の父も数年前、98歳でなくなるまで新聞を読むのを慣わしにしていました。
幼い頃は父が新聞を読むまで誰も読まないか、読んでもきちんと取り揃えておかないと母から叱られたものです。
『父さんの子守唄』、良いお話ですね^^
幼い頃は父が新聞を読むまで誰も読まないか、読んでもきちんと取り揃えておかないと母から叱られたものです。
『父さんの子守唄』、良いお話ですね^^
aishinkakuraさん
こんばんは。
僕も父に、何の恩返しも出来ませんでした。
超ワガママの僕の母親が父の人生を少なからず
変な方向に持っていったことは否めません。
父に対しては後悔ばかりです。
僕も父に、何の恩返しも出来ませんでした。
超ワガママの僕の母親が父の人生を少なからず
変な方向に持っていったことは否めません。
父に対しては後悔ばかりです。
冷凍SANMA さん
こんばんは。
お父さんは98歳まで生きられたんですね!
すごいな~!
そしてそんなお父さんを
お母さんは一家の長として立てていたんですね。
それも、いい話ですね!
お父さんは98歳まで生きられたんですね!
すごいな~!
そしてそんなお父さんを
お母さんは一家の長として立てていたんですね。
それも、いい話ですね!
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